2018年1月7日から3月11日まで日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送された『トドメの接吻』。主演を務めたのは山﨑賢人で、キスをされると死に、そして7日前に遡って生き返るという斬新なタイムリープ設定が話題を呼んだ作品だ。タイトルは「トドメのキス」とひらがな表記されることも多く、2026年現在も配信や動画クリップを通じて新たな視聴者を獲得し続けている。
本稿では、堂島旺太郎という“クズ”な主人公が欲望まみれの人生を駆け抜ける物語の全貌を、公式発表資料や報道各社の情報をもとに整理する。宰子・尊氏・美尊をめぐる相関図、最終回の結末、Hulu限定スピンオフ『トドメのパラレル』まで、事実ベースで追いかけていく。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:『トドメの接吻』は2018年1月7日〜3月11日に日本テレビ系日曜ドラマ枠で放送。主演は山﨑賢人、ヒロイン役は門脇麦。
- 要点2:キスをされると死に、7日前へタイムリープして生き返るという設定。旺太郎は宰子の能力を利用して並樹家への侵入を図る。
- 要点3:最終回では宰子が尊氏に刺され死亡。旺太郎は彼女への愛に気づくが、すでに手遅れとなる。Hulu限定スピンオフ『トドメのパラレル』も配信された。
【作品概要】トドメの接吻はどんなドラマ?放送データと基本情報
『トドメの接吻』は、日本テレビ系「日曜ドラマ」枠(毎週日曜22時30分〜)で2018年1月7日から3月11日まで全10話が放送されたテレビドラマである。主演は山﨑賢人。公式発表資料によると、キスをされると男は死に、そして7日前に遡って生き返るという設定が物語の根幹に据えられている。
主人公は堂島旺太郎。顔は良いが「カネの切れ目が縁の切れ目」を地で行く“クズ”なホストで、「欲しいのは愛なんかじゃない、目に見えるモノ――カネと権力だ」と公言する人物だ。愛を求めない男が、死のタイムリープを繰り返すうちに思いがけず愛に直面するという逆説的な構造が、この作品の最大の魅力となっている。
| 項目 | 内容 | 補足・見どころ |
|---|---|---|
| 放送期間 | 2018年1月7日〜3月11日 | 日本テレビ系「日曜ドラマ」枠・全10話 |
| 主演 | 山﨑賢人(堂島旺太郎役) | “クズ”なホストという異色の役柄に挑戦 |
| ヒロイン | 門脇麦(佐藤宰子役) | キスで相手を死なせタイムリープさせる能力者 |
| 主要共演 | 新田真剣佑(並樹尊氏役)、菅田将暉(春海役) | 尊氏は旺太郎の敵役、春海は物語の鍵を握る存在 |
| 脚本 | オリジナル作品 | 主演の山﨑自身もSF好きとコメント |
| スピンオフ | 『トドメのパラレル』 | Hulu限定で独占配信 |
【相関図】旺太郎・宰子・尊氏・美尊をめぐる人間関係を整理
物語を理解する上で欠かせないのが、堂島旺太郎を中心とした登場人物たちの相関関係だ。旺太郎は佐藤宰子と「キスの契約」を結び、その能力を利用して並樹家に食い込んでいく。並樹家には、血のつながらない兄妹である並樹尊氏と並樹美尊がおり、旺太郎は美尊の好意を得ることで次期社長の座を狙う。
宰子は旺太郎に対して献身的に尽くすが、旺太郎自身は「必要なのは彼女の能力であって愛ではない」と思い込んでいた。一方の美尊は、当初こそ血のつながらない兄・尊氏に想いを寄せていたが、旺太郎がタイムリープの能力を駆使して尊氏と美尊の間に割り込み、本来なら尊氏が美尊にかけるはずだった言葉を“横取り”するなどした結果、次第に旺太郎へ惹かれていく。やがて尊氏の冷酷な一面を知った美尊は、尊氏からのプロポーズを断り、旺太郎と結婚したいと願うようになる。
尊氏は、春海から得た「宰子の力で過去に戻れる」という情報の真偽を確かめるため、宰子を誘拐して監禁。監禁場所に旺太郎を呼び出し、過去に戻る方法を吐かせようとする。しかし旺太郎に挑発されて逆上し、彼を殺そうとしたところを、タイムリープを利用した旺太郎の策略によって警察に逮捕される。その後脱獄し、旺太郎と美尊の結婚式が行われている教会に現れ、旺太郎をナイフで刺そうとするが、彼を庇った宰子を誤って刺殺してしまう――これが物語のクライマックスである。
【キャスト】山﨑賢人・門脇麦・新田真剣佑・菅田将暉の役どころ
主演の山﨑賢人は、愛よりもカネと権力を求める堂島旺太郎を演じた。公式のコメントでは「僕自身SFが好きなのでキスで殺されて過去にタイムリープするという斬新な設定に今からとてもワクワクしています」と語っており、今回がオリジナル作品であることにも触れ、「この冬最も奇抜で盛り上がるドラマを作っていけたら」と意気込みを述べている。
ヒロイン・佐藤宰子を演じたのは門脇麦。キスをした相手を死なせ、7日前へタイムリープさせるという特異な能力の持ち主であり、旺太郎にとっては利用したい存在でありながら、物語が進むにつれて彼の心を揺さぶる存在となっていく。並樹尊氏役には新田真剣佑。血のつながらない妹・美尊に想いを寄せつつ、旺太郎への敵意をむき出しにする複雑な役柄を演じた。そして菅田将暉が演じる春海は、尊氏に「宰子の力で過去に戻れる」という情報をもたらすなど、物語の鍵を握る人物として登場する。
【あらすじ】キスのたびに7日前へ戻る死のタイムリープ
物語の核となるのは、宰子と「キスの契約」を結んだ旺太郎が、その能力を利用して並樹家に食い込んでいく過程だ。美尊の好意を得た旺太郎は、尊氏が宰子を誘拐したことを利用して尊氏を警察に逮捕させ、新井の協力によって並樹グループの次期社長の座に就くことに成功する。その間ずっと献身的に尽くしてくれた宰子のことが気になってはいたものの、旺太郎は「必要なのは彼女の能力であって愛ではない」と思い込んでいた。
しかし美尊との結婚式当日、尊氏から自分を守って刺された宰子を助けるために旺太郎はキスをする。何度キスをしてもタイムリープしなかったことで、彼は宰子が死亡していることに気づき、彼女の亡骸を抱えながら涙を流す。宰子の死後も「自分が幸せになるため」に美尊との結婚を履行しようとした旺太郎だが、自分の部屋に現れた和馬の言葉によって、自分が宰子を愛していたことに気づくのだった。
第3話の終盤では、12年前に処分されたはずのビデオテープを新井が隠し持っていることを尊氏が知り、彼が並樹グループの副社長になるための策略への協力を脅される展開も描かれた。尊氏は美尊に「養子縁組の解消」を告げた上で結婚を申し出るなど、欲望と策略が絡み合う人間模様が丁寧に積み重ねられている。
【最終回ネタバレ】宰子の死と旺太郎がたどり着いた答え
最終回の結末は、視聴者に強い衝撃を与えた。刑務所から出た尊氏が、ナイフを手に旺太郎と美尊の結婚式を行っている教会に現れ、旺太郎を刺そうとする。その刃から旺太郎を庇った宰子が誤って刺殺されてしまうのだ。旺太郎は宰子を助けようとキスをするが、何度試みてもタイムリープは起こらず、彼女の死を悟る。
その後、尊氏は旺太郎の部屋に現れ、「愛する人を喪って苦しむ貴方を見たかった。結婚おめでとう、どうぞ不幸せに。」と告げてその場を去る。旺太郎が宰子への愛に気づいたときには、すでに彼女はこの世にいない。欲望のためにタイムリープを利用し続けた男が、最後に手に入れたのが“愛する人を失う痛み”だったという皮肉な結末は、作品タイトルである「トドメのキス」の意味を強く印象づける。
【視聴率と反響】日曜ドラマ枠で描かれた欲望劇の評価
本作は2018年1月期の日本テレビ系日曜ドラマ枠で放送され、主演・山﨑賢人の“クズ”な役柄や、キスで死んで7日前に戻るという斬新な設定が放送当時から注目を集めた。愛を求めない主人公が、タイムリープを繰り返すうちに思いがけず愛に直面するという逆説的な物語構造は、視聴者の考察を誘い、放送期間中から最終回の結末まで話題が続いた。
こうした反響を受け、Huluでは本編とは異なる視点で描かれた限定スピンオフ『トドメのパラレル』が独占配信された。本編の結末を知った上でスピンオフを視聴すると、登場人物たちの別の可能性や物語の裏側が見えてくるため、配信でまとめて視聴する層にも支持されている。
【トドメのキス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:トドメのキス(トドメの接吻)はどんなドラマですか?
A1:2018年1月7日から3月11日まで日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送された、山﨑賢人主演のテレビドラマです。キスをされると死に、7日前に遡って生き返るというタイムリープ設定のもと、愛よりもカネと権力を求める主人公・堂島旺太郎の欲望劇が描かれました。
Q2:トドメの接吻の主なキャストと相関図は?
A2:堂島旺太郎役を山﨑賢人、佐藤宰子役を門脇麦、並樹尊氏役を新田真剣佑、春海役を菅田将暉が演じました。旺太郎は宰子と「キスの契約」を結んでその能力を利用し、並樹家に食い込んで美尊の好意を得る一方、尊氏は旺太郎を敵視するという関係性が物語の軸となっています。
Q3:最終回の結末とHulu限定スピンオフについて教えてください。
A3:最終回では、脱獄した尊氏が結婚式の教会で旺太郎を刺そうとし、それを庇った宰子が誤って刺殺されます。旺太郎は宰子への愛に気づきますが、すでに彼女は亡くなっています。Huluでは限定スピンオフ『トドメのパラレル』が独占配信されており、本編とは異なる視点から物語を楽しむことができます。
まとめ:トドメのキスが2026年も語り継がれる理由と視聴の判断基準
『トドメの接吻』は、キスで死んで7日前に戻るという一見奇抜な設定の奥に、「愛を求めない男が愛に気づく」という普遍的なテーマを潜ませた作品だ。欲望まみれの旺太郎が宰子の能力を利用し続けた末にたどり着いた答えは、彼が最も避けたかった“愛する人を失う痛み”であった。この皮肉な結末こそが、放送から年数が経過した2026年現在も本作が語り継がれる最大の理由である。
これから視聴する人にとっての判断基準は明快だ。斬新なタイムリープ設定と、山﨑賢人演じる“クズ”な主人公の欲望劇を楽しみたい人には強くおすすめできる。一方、勧善懲悪のすっきりとした結末を求める人には、宰子の死というビターな展開が重く響く可能性がある。まずはTVerや各配信サービスで本編を、そして結末を知った後にはHulu限定の『トドメのパラレル』を続けて視聴することで、この作品の世界観をより深く味わえるはずだ。 (出典: トドメ の キス(Yahoo!ニュース))